「推しのためなら何でも買う」は本当?推し活から考える、お金の使い方
ライブ、グッズ、遠征など、楽しみ方が広がる「推し活」。好きだからこそ何でも買うと思いきや、実際には「自分にとって価値があるか」を考えて選ぶ人もいます。推し活をきっかけに、楽しむためのお金の使い方を考えてみませんか。
好きなアーティストのライブに行く。キャラクターのグッズを集める。作品の舞台になった場所を訪れる。
「推し活」と一口に言っても、楽しみ方は人それぞれです。一方で、チケット代やグッズ代、交通費などを合わせると、思った以上にお金がかかることもあります。
「推しのためなら、何でも買う」。そんなイメージは、実際の推し活と少し違うのかもしれません。
01|好きだからこそ、買うものを選ぶ
若年層向けの調査を行う株式会社Reaplusは、2026年3月、Z世代の女性4人に推し活のお金の使い方について聞きました。
そこで見られたのは、推しが関わっているという理由だけで商品を買うのではなく、「商品そのものに魅力があるか」「自分にとって価値があるか」を考える姿勢です。
大好きな推しに関する商品でも、すべてを買う必要はありません。「これは使いたい」「これは思い出になる」と納得できるものを選ぶことも、推し活の楽しみ方の一つです。
※この調査は4人への座談会であり、若い世代全体の割合や傾向を示すものではありません。
02|「グッズは我慢、ライブは行く」も立派な選び方
たとえば、同じ1万円を使うとしても、グッズをいくつか買う人もいれば、次のライブのために取っておく人もいます。
どちらが正解というわけではありません。形として残るものがうれしい人もいれば、その日だけの体験を大切にしたい人もいるからです。
ここで面白いのは、「何円使ったか」だけでは満足度を測れないこと。同じ金額でも、自分が本当に楽しみにしていたことへ使えたなら、納得感は大きく変わります。
03|チケット代のほかにも、費用はかかる
推し活の予算を考えるとき、見落としやすいのが周辺の費用です。
【ライブに行く場合の費用の例】
・チケット代 ・会場までの交通費 ・宿泊費 ・当日の食事代 ・グッズ代
遠方の公演なら、チケット代より交通費や宿泊費のほうが高くなることもあります。行きたい予定が決まったら、チケット以外も含めた総額を一度書き出してみると、無理のない計画を立てやすくなります。
04|楽しむためのお金を、先に分けておく
好きなことへの支出を、毎回「使いすぎたかな」と心配しながら決めるのは疲れてしまいます。
そこで、生活に必要なお金や将来のためのお金を確認したうえで、「楽しむために使えるお金」を分けておく方法があります。
毎月決まった額を取っておいても、ライブや旅行の予定に合わせて少しずつ積み立てても構いません。予算が見えていれば、欲しいものに出会ったときも「今回は買う」「次の機会にする」と判断しやすくなります。
推し活に限らず、旅行、美容、趣味など、自分にとって大切な楽しみにも使える考え方です。
05|「好き」と長く付き合うために
推し活は、毎日の楽しみや頑張る力になるものです。だからこそ、無理を重ねて続けるより、自分の生活に合ったペースを見つけたいですね。
「みんなが買っているから」ではなく、「自分はこれが欲しいから」と選ぶこと。好きなことに気持ちよくお金を使うための、小さくても大切な一歩ではないでしょうか。
