2026年10月10日の市況|日米市場は週末休場 米国株は3指数そろって上昇
土曜日で日米の株式市場は休場です。10月9日の日本株と米国株、158円台のドル円、金利・原油の動きをできるだけ具体的に説明します。
今日の要点3項目
① 10月10日は土曜日のため、東京市場と米国市場は休場です。日本株は10月9日の終値、米国株は現地10月9日の終値を掲載します。
② 米国株は3指数そろって上昇しました。S&P 500は0.59%高、NYダウは0.83%高、NASDAQ総合は0.64%高でした。中東情勢への警戒がいったんやわらぎ、ハイテク株にも買いが戻りました。
③ ドル円は10月10日7時時点で1ドル=158円27~28銭でした。前日比では6銭のドル高・円安です。米国10年国債利回りと原油価格は、引き続き高い水準にあります。
主要市場一覧
日経平均株価:69,030.92円/前営業日比 -11.19円(-0.02%)〔10月9日終値〕
TOPIX:4,104.81/前営業日比 +13.35(+0.33%)〔10月9日終値〕
S&P 500:7,811.54/前日比 +46.18(+0.59%)〔現地10月9日終値〕
NYダウ:51,654.95ドル/前日比 +423.31ドル(+0.83%)〔現地10月9日終値〕
NASDAQ総合:27,366.17/前日比 +172.83(+0.64%)〔現地10月9日終値〕
ドル円:1ドル=158円27~28銭〔10月10日7時〕。前日比は6銭のドル高・円安で、変化率は約+0.04%です。
参考指標:米国10年国債利回りは5.24%前後。WTI原油は1バレル91.85ドル(+0.39%)、北海ブレント原油は104.72ドル(+0.42%)で現地10月9日の取引を終えました。
なぜ動いたのか
まず、確認できた事実です。現地10月9日の米国市場では、中東情勢がさらに悪化するとの警戒がいったんやわらぎ、前日に売られたハイテク株を中心に買いが戻りました。主要3指数はいずれも上昇し、週間でもプラスとなりました。
一方、原油価格は下げから上昇へ転じました。中東の供給不安に加え、ハリケーンの接近により米国の海上油田で生産停止が広がったことが背景です。米国10年国債利回りも5.24%前後と高く、株価の上値を抑えやすい材料は残っています。
ここから先は、事実を基にした当社の見方です。株価は反発しましたが、原油高と高金利への懸念が消えたわけではありません。来週の企業決算と物価指標を前に、投資家が持ち高を整えた面もあると考えられます。
日本市場の振り返り
10月9日の日経平均は69,030.92円で取引を終えました。前営業日比11.19円安と、ほぼ横ばいです。朝方には800円を超えて下落する場面がありましたが、午後に買い戻しが入り、下げ幅を縮めました。
TOPIXは4,104.81で、13.35ポイント、0.33%上昇しました。日経平均は小幅安でも、東証プライム市場では幅広い銘柄が上昇しました。値がさのAI・半導体関連株の一角が日経平均を押し下げた一方、市場全体は比較的しっかりした動きでした。
10月10日と11日は週末、12日はスポーツの日のため、東京証券取引所の現物株市場は休場です。次の通常取引日は10月13日です。なお、大阪取引所の一部デリバティブでは、10月12日に祝日取引が実施されます。
海外市場の振り返り
現地10月9日のS&P 500は7,811.54で0.59%高、NYダウは51,654.95ドルで0.83%高、NASDAQ総合は27,366.17で0.64%高でした。通信サービスを除くS&P 500の主要業種が上昇しました。
来週から米国の大手銀行を中心に7~9月期の決算発表が本格化します。企業の利益だけでなく、高金利やエネルギー価格が家計と企業活動にどのような影響を与えているかにも注目が集まります。
10月10日は土曜日で、ニューヨーク証券取引所とNASDAQは休場です。現地10月12日の米国株式市場は、NYSEの休場日一覧には含まれておらず、通常取引の予定です。
為替の動き
ドル円は10月10日7時時点で、1ドル=158円27~28銭でした。前日比では6銭のドル高・円安です。大きな変化ではありませんが、158円台の円安水準が続いています。
はじめに、確認できた事実を押さえます。米国10年国債利回りは5.24%前後でした。米国金利の高さはドルを支えやすい一方、中東情勢や原油価格の変化は短時間で為替を動かす可能性があります。
ここから先は、事実を基にした当社の見方です。週末は通常の外国為替取引が止まるため、休場中に大きなニュースが出ると、週明けの取引開始時に値が飛ぶことがあります。外貨取引や海外送金では、利用する金融機関の最新レートをご確認ください。
今後の注目材料
第一は、米国の企業決算です。10月13日から大手銀行の決算発表が始まり、消費や融資、企業活動の現状を確認する材料になります。
第二は、10月14日に予定されている米国の消費者物価指数です。物価が予想より強ければ追加利上げへの警戒が高まり、株価、長期金利、ドル円へ影響する可能性があります。
第三は、中東情勢と原油の供給です。日本市場は3連休となるため、休場中の海外株、金利、原油、為替の変化が、10月13日の東京市場へまとめて反映される点に注意が必要です。
注意事項
数値は2026年10月10日16時30分(日本時間)までに確認できた直近情報を基準にしています。日本株は10月9日終値、米国株・米国金利・原油は現地10月9日の確定値または終値、ドル円は10月10日7時の公表値です。
10月10日は土曜日のため、東京証券取引所、ニューヨーク証券取引所、NASDAQの通常取引はありません。休場中の株価を推測で補っていません。日本の現物株市場は10月12日もスポーツの日で休場です。
『編集上の分析』と明記した部分は、確認できた事実を基にした当社の見方です。将来の値動きを保証するものではありません。取得時刻、情報源、丸め方によって数値に差が生じる場合があります。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
- 共同通信|10月9日の東京株式市場(2026年10月9日報道・10月10日確認)
- AP通信|10月9日の米国主要株価指数(2026年10月9日報道・10月10日確認)
- Reuters|米国株は3指数そろって上昇(2026年10月9日報道・10月10日確認)
- 共同通信|10月10日7時の為替相場(2026年10月10日7時公表・同日確認)
- Reuters|10月9日の原油価格(2026年10月9日報道・10月10日確認)
- Reuters|来週の米企業決算・物価指標(2026年10月9日報道・10月10日確認)
- 日本取引所グループ|営業時間・休業日一覧(2026年10月10日確認)
- 日本取引所グループ|10月12日のデリバティブ祝日取引(2026年10月9日公表・10月10日確認)
- NYSE|休場日・取引時間(2026年10月10日確認)
※市場データは取得時刻や情報提供元によって差が生じる場合があります。休場中や取得できない値は推測していません。記事中の分析は将来の値動きを保証するものではありません。
